« 呼声@大槻能楽堂 | トップページ | それぞれの世界 »

2006.09.09

俊寛@大槻能楽堂

 狂言に続いて、お能「俊寛」

 叱られたこと(呼声@大槻能楽堂参照)も無きにしも非ず。休み時間に席を移動して橋掛かり横、真正面の一番前で鑑賞しました。こうやって席を移動したり出来るのが能楽堂のよさでしょうか。

 仕舞のやまもと先生がツレの康頼として登場していらっしゃったのですが、先生の顔が真正面から拝めました☆ シテを見ようと思ったら正面とかの方が良いかもしれませんが、橋掛かりに沿った席は色々見えて良いです。

 それでは俊寛の解説に移りましょう。

「 俊寛(鬼界島) 」

シテ:俊寛 面は“俊寛”

ワキ:赦免使 

ツレ:成経・康頼

アイ:舟人

 平家に対するクーデターをもくろんだ、俊寛、成経、康頼は九州は鬼界島に流罪となっていました。そんな頃、平清盛の娘が天皇の子を身ごもりました。清盛は皇子が生まれることを祈願して人の恨みが消えるよう、国中の罪人たちに大赦令を出します。

 赦免状を賜った一人の使いが鬼界島にやってきます。しかしその赦免状の中には俊寛の名だけが無かったのでした――……

 個人的には赦免状を何度も何度も見返す俊寛の姿が見どころかと。

 極限におかれた人間の脆さを描く能です。

 ラストには島を去っていく面子が俊寛に

「都に帰ったらあなたのことを善いように言っておきましょう」

 と慰めの言葉を残していきますが、酷な台詞のように思いました。絶対言われても嬉しくないですしね。慰めのようで慰めでない。

最初、起きていられるかなー?と不安だったのですが、ちゃんと最後まで起きていられましたとさ。

|

« 呼声@大槻能楽堂 | トップページ | それぞれの世界 »

古典芸能」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/120755/11819902

この記事へのトラックバック一覧です: 俊寛@大槻能楽堂:

« 呼声@大槻能楽堂 | トップページ | それぞれの世界 »