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2006.10.21

女義太夫公演

 ……というのに行って参りました。

 学校に来てくださっていた先生にチケットを頂いたのです。えへ。

 おとめぎだゆうと呼んでください。たとえ若い人はいらっしゃらなくても。

 場所は例のごとく日本橋の国立文楽劇場です。ちなみに小ホールで。

 学生が聴きにくるのはかなり珍しいのでしょう。受付のお兄さんに不思議な顔をされました。
 中にはいると……

 うわ、同世代一人もいねぇ。

 若い人だらけでもなんか恐いけど; やっぱりあんなのってつまらないのかなー? 予想していたとはいえ切ない事実です。

 自分一人場違いな空気をかもしだしながら着席。暫くパンフに目を通していると、なにやら見たことある人が入ってきました。

 ……あれ?

 まさか、住大夫さん??!

 ご本人でした。さすがにお喋りはしませんでしたけども。床に一番近い席に座ったときよりも、近くに居らっしゃいました。すげえ、すげえ! 本物だよ!! ナマモノですよ(失礼)!!!

 この感動を皆に知らせねば! と思ったのですが、

 分かち合える人がいNEEEEEE!

 人間国宝って言われる人でさえ、芸能人は認知度が低い。あんなののどこがいいの? ていう人もいるし。 私にとっちゃみんながキャーキャー言ってる最近のアイドルと変わらないんだべ!

 義太夫と三味線だけの『素浄瑠璃』だったので寝ないか心配でした。幸いにもお目目はぱっちり。素晴らしい。一度聞いたことのある物語が多かったからかもしれません。

 さて、すべての番組(テレビみたいだけど、こういう言い方したりします)が終了したとき後ろに座っていた男の人がポツリ。

 「女の人の声のほうがわかりやすいな。男の人のやつって聞きにくいよねえ」

 聞きにくいって事はないと思うのですが、どうなのでしょう?? 人それぞれに感じ方があるということでしょうか。あるいは男性の大夫さんよりトーンが高い分、耳に入りやすいのかもしれません。

 私は全然どっちもいいと思います! 男性女性なんて関係ないぜ! という派なのですが、現実に体力とか、もろもろのことがあるんだろうな……。パンフレットが手作りってあたりから、文楽としての公演との違いを感じました。重さが、違うというのでしょうか。

 ともかく、新たな発見がある公演でした。

 また聴きに来たいな……と思ってるあたり、わたしは相当好きなようです。

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